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2日と3日に発生した光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の切断事故で、切断箇所2か所の溶接作業は21日午前までに完了する見通しだったが、最新の情報によると作業完了及びインターネットアクセスの完全復旧は24日になるという。
今回、香港沖約80kmとシンガポール沖約32kmの2地点で切断箇所が見つかっており、溶接作業は香港沖が22日23時頃までに、シンガポール沖が24日中に完了する予定。
現在、ベトナムの各通信事業者は迂回ルートの通信量を拡張するなどの対策を講じており、ベトナムから海外へのインターネットアクセスに対する影響は限定的となっている。
AAGは、ベトナムから海外へのインターネットアクセスで通信量の60%を担う最大のルートだが、2009年に運用が開始されて以来、トラブルが相次いで発生している。こうした中、各通信事業者は、AAGへの依存度を軽減すべく新たな光海底ケーブルの敷設を進めている。