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ハノイ市人民委員会はこのほど、2016年における市内の道路・公共施設の命名案を同市人民評議会に提出した。同市で新たに建設された道路26本や公共施設1か所が命名の対象となる。
提案によると、南シナ海のホアンサ諸島(英名:パラセル諸島、中国名:西沙諸島)及びチュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)、南中部沿岸地方クアンガイ省リーソン島の名を新たな道路に命名する。ホアンサ通りは全長4.8km、幅68m。チュオンサ通りは全長7.3km、幅68mとなる。
このほか、歴史学者・考古学者の故チャン・クオック・ブオン氏、ベトナム人民軍政治総局主任や国家評議会副議長を務めた故チュー・フイ・マン大将、ベトナム語辞典の編纂を手掛けた学者の故グエン・ラン氏など、現代史における著名な人物の名前も道路に命名される。
同提案は8月1日から5日にかけて開催されるハノイ市人民評議会の第2期第15回会合で討議される予定。
なお、ホーチミン市ではニエウロック・ティゲー運河沿いの両側の道路に「ホアンサ通り」と「チュオンサ通り」の名が冠されている。