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情報通信省、外務省、ベトナム郵便総公社(ベトナムポスト=Vietnam Post)は1日、南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市で「ベトナム・ポルトガル・ジョイント切手」の発行式典を開催した。この切手はポルトガルでも同日に発行された。
発行されたのは2枚の切手で、1枚はホイアン市の全景と海を背景に、現在の紅河デルタ地方ハイズオン省チューダウ産の花模様をあしらった陶器瓶を図案化したもの。もう1枚はポルトガル・リスボン市の全景と海を背景に、陶器皿を図案化したもの。2枚の切手にはベトナムとポルトガルの国旗も描かれている。
グエン・ミン・ホン情報通信次官は、ジョイント切手の発行はベトナムとポルトガルの通商500周年を記念する行事の一つだとし、「両国の郵政機関と政府の協力関係を示すもので、更なる関係強化を後押しするものだ」と述べた。
両国の通商関係は、ポルトガルの航海者が500年前に初めてホイアンに寄港したことから始まった。ホイアン市とリスボン市は、両国の文化や民族の特長をよく表していると共に、通商関係の始まりを象徴する都市として切手の背景デザインに選ばれた。