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情報通信省は、6月15日からハノイ市、ホーチミン市、メコンデルタ地方カントー市の3市で一部チャンネルのアナログ電波の送信を終了すると発表した。
それによると、同日からハノイ市で「VTV6」「H2」「VTC9」、ホーチミン市で「VTV6」「VTV9」「VTC9」「HTV7」、カントー市で「VTV6」「VTVカントー1」「VTVカントー2」「VTC9」のアナログ電波の送信を終了する。
8月15日からは、同3市及び紅河デルタ地方ハイフォン市の4市で全てのチャンネルのアナログ放送を終了する。南中部沿岸地方ダナン市では、2015年7月に既に全てのチャンネルでアナログ放送を終了している。
これに先立ち、情報通信省は2016年1月1日から同4市でアナログ放送を一部終了する計画だったが、放送終了時期を3月1日からに延期することを発表。その後、6月15日に再延期した。
アナログ電波の送信終了は「2020年までの地上デジタルテレビ放送を含む放送デジタル化計画」に従って実施するもの。有料テレビ放送(ペイテレビ)を利用している場合には影響がないが、従来型のアナログテレビとアンテナでは電波を受信できなくなる。デジタル放送を見るためには、デジタル対応のテレビチューナー「DVB-T2」またはデジタルテレビを購入する必要がある。