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ハノイ市のフランス文化センターで6日夜、ハノイ国家大学人文社会科学大学言語学科とハノイ工科大学内のMiCa国際研究所の研究グループは、ベトナムの各少数民族の言語を収録した音声図書館を発表した。
同グループは30年間にわたり各少数民族の言語を調査し、フランス人科学者らの専門的な支援を受けながら言語をデジタル化した。この音声図書館では、ベトナムの少数民族の消滅危機言語を含む多数の音声を保存している。
ハノイ国家大学人文社会科学大学少数民族発展研究センターのチャン・チー・ゾイ所長は、「同図書館は各少数民族の言語や民謡などの音声を収録している。言語学者に音声資料を提供するだけでなく、少数民族の言語や文化を広める手段にもなる」と述べた。
ベトナムの少数民族の言語は、<http://lacito.vjf.cnrs.fr/pangloss/index_en.htm#asia>から聴くことができる。