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保健省は23日、フィリピン食品大手のユニバーサル・ロビナ(URC)傘下のURCベトナム(URC Vietnam)に対し、鉛の含有量が基準値を超えているとして、同社が製造した茶系飲料「C2」及びエナジードリンク「ロンドー(Rong Do)」の一部を回収するよう命じた。
回収が命じられたのは、2016年1月11日に製造された「C2」と、2016年1月14日に製造された「ロンドー」の2ロット。同省によると、該当する製品は鉛含有量が1L当たり0.21~0.46mgで、基準値(1L当たり0.05mg未満)の4~9倍にも達しているという。
これに先立ち、2016年2月4日に製造された「C2」、2015年11月10日及び2016年2月19日に製造された「ロンドー」の3ロットも、同様の理由により流通が禁止された。
同省はURCベトナムに対し、問題の製品ロットについて製造・販売量、販売地域、また在庫量を統計し、26日までに報告するよう命じた。この報告結果をもとに、処分を決定する。