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電子たばこがおしゃれなアイテムとしてベトナムの若者の間で流行している。健康に害がないと宣伝されているが、それに異を唱える医師もいる。
ハノイ市ハイバーチュン区チエウベトブオン通りの電子たばこも販売するカフェは、開店したばかりだが多くの若者達でにぎわっている。店主によると、電子たばこの機器は中国製で、電子たばこで使用する「ジュース(リキッド)」と呼ばれる液体は米国やマレーシア、フィリピン、中国の製品約100種類を取り揃えているという。価格は1瓶(30ml入り)当たり20万~50万VND(約985~2460円)。
ホーチミン市でも、電子たばこの販売店が雨後のタケノコのように急増している。10区レホンフォン通りにある店では、手軽に楽しめて健康に害がないため、多くの人に好まれていると紹介している。
ベトナムでたばこの害防止を訴えている組織「ヘルスブリッジカナダ」のファム・ティ・ホアン・アイン医師は、「ニコチンや化学物質の入ったジュースを使用すれば健康に害を及ぼす恐れがある。特にジュースは出所不明のものが多い」と警告している。