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今年で3回目を迎える4月21日の「ベトナム読書の日」に合わせて、ハノイ市ハイバーチュン区にあるトンニャット公園で4月20日(水)から24日(日)まで、読書に関するイベントが開催されている。
今回のイベントは、「書籍と生活」をテーマとして、情報通信省が開催するもの。出版社など計87社が百万冊を展示・販売するほか、作家との交流や新作の紹介など数々の催しが企画されている。
また、ホーチミン市1区ベンゲー街区グエンバンビン(Nguyen Van Binh)通りで1月にオープンした書店専門街「本通り」でも、4月17日(火)から24日(火)まで、ベトナム読書の日を記念した様々な活動が行われている。
教育訓練省のファム・マイン・フン次官によると、ベトナム人の1年間の読書数は平均4冊で、うち教科書が2.8冊、他の書籍が1.2冊だという。イスラエルやフランス、日本などの先進国の年間読書数は平均20冊で、周辺諸国ではシンガポールが14冊、マレーシアが10冊に上っている。
ベトナム人の活字離れが進む中、グエン・タン・ズン元首相は2014年、人材育成や道徳教育における読書の重要性についての認識を高め、国民に読書を奨励すべく、毎年4月21日を「ベトナム読書の日」とすることを決定した。
ベトナムで出版されている日本の絵本のベトナム語版については、ベトジョーライフ(VIETJO LIFE)の「日本の絵本をベトナム語で~日本文化理解や越語学習に~」を参照。