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ホーチミン市人民委員会は、同市1区中心部のグエンフエ通りの歩行者天国及び「新ホーおじさん像」広場における秩序・安全を確保するため、同区域での諸活動に対する新たな管理規制を公布した。同規制は4月18日から発効する。
それによると、◇街頭の物売り、◇飲食、◇路上の不正使用(路上カフェの経営など)、◇ゴミのポイ捨て、◇ドラムやトランペットなどの演奏、◇管轄機関が認めていない大人数での集会、◇違法な迷信的活動や広告活動などが禁止される。
更に、同市人民委員会は、グエンフエ通りの歩行者天国及び広場の管理に特化した委員会を設立した。同委員会は同区域での諸活動を監視する警備員を配置するほか、監視カメラも設置する予定だ。
歩行者天国での飲食禁止に関する規制を巡り、賛否両論の意見が上がっている。同区域では地べたに座って飲食をし、そのままごみをポイ捨てするといった行為が横行している。こうした行為が歩行者天国の美観を損なうとして、歩行者天国での飲食禁止を支持する意見も多い。
一方、飲食を完全に禁止するのではなく、飲食エリアを定めると共に、違反行為を厳格に処罰することとし、飲食に対する市民の需要に応えるべきとの意見も出ている。