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東北部地方トゥエンクアン省チエムホア郡で3日、午前6時45分から10分間にわたり大粒のひょうが降った。ひょうは直径4~8cmと、同省で過去30年間に観測した中で最も大きいという。
最も大きな被害を受けたのは、同郡タンティン村、フックティン村、チュンホア村、ホアフー村、ビンロック町など。
同省農業農村開発局によると、この降雹により1人が頭部に軽傷を負ったほか、2000世帯以上の民家の屋根が破損し、5世帯の民家が完全に崩壊した。また、稲とトウモロコシの耕作地それぞれ300haが被害を受けた。
同郡水文局のチャン・クオック・ヒエップ局長は、「ひょうが降る前は良い天気だったが、突然空が暗くなり、雷の音と共に強風が吹き始めた。その直後、大粒のひょうが降り出した」と当時の状況について語った。