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ハノイ医科大学は2月25日、同大学の初代学長でペスト菌の発見者でもあるフランスの医師アレクサンドル・イェルサン(エルシン)(Alexandre Yersin)像の完成式典を、2月27日の「ベトナムの医師・看護士の日」に合わせて開催した。イェルサン像は大学の敷地内に設置された。
式典に出席したグエン・ティ・ゾアン国家副主席は、ハノイ医科大学は創立から114年の伝統を積み上げ、国内で最も権威のある医療教育施設となり、新しい医療技術の開発や実践で多くの貢献を果たしてきたと称賛した。
また、「ベトナムの医師・看護士の日」を迎えるに当たり、共産党政治局員兼書記局常務のディン・テー・フイン氏、政治局員兼中央教宣委員長のボー・バン・トゥオン氏、政治局員でベトナム祖国戦線中央委員会議長のグエン・ティエン・ニャン氏が、保健省を訪れて祝辞を述べた。
ディン・テー・フイン氏は、医療部門が機材や施設、医療人材の不足といった困難を乗り越えて、国民の健康維持に重要な貢献をしてきたことを高く評価した。