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ホーチミン市で、「多数の旅客輸送会社が道路を占有し乗客を送迎している」という市民の告発を受けて、ディン・ラ・タン交通運輸相兼同市党委書記は同市交通運輸局に対し、市内の一部の道路に駐車禁止の標識を立てるよう指示した。
これを受けて、同日中に、1区のグエンタイビン(Nguyen Thai Binh)通り及びレティホンガム(Le Thi Hong Gam)通りで駐車禁止標識の設置が早くも完了した。
これにより、同通りでは、9人乗り以上の自動車の駐車が一切禁止されることになる。これらの通りには、旅客輸送会社4社が事務所を置いており、道路を占有し交通渋滞を引き起こしている。
タン交通運輸相は、5日にホーチミン市共産党委員会書記に就任したばかり。1月末に開かれた第12期(2016年~2021年任期)党中央執行委員会の会議で、第12期政治局員に初当選した。
タン氏は、進展が遅れているプロジェクトのトップや無責任な発言をした幹部の首を容赦なくすげ替えるなど、強いリーダーシップを発揮することで知られている。タン氏の指導のもと、同市は今後より一層発展していくものと見込まれており、市民の期待も高まっているようだ。