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ホーチミン市タクシー協会のタ・ロン・ヒー会長によると、2015年に3535人のタクシー運転手が規定違反を犯したとして懲戒処分を受け、このうち642人が解雇または契約打ち切りとなった。
規定違反の例として、麻薬の使用や不透明な運賃の請求、メーターに関する利用者からの苦情、メーターの改造などが挙げられる。
また、同年にタクシー内の忘れ物を利用者へ返却して表彰を受けたタクシー運転手の数は8027人だった。このうち17人が、10億VND(約535万円)以上の忘れ物を利用者へ返却したか、強盗を捕まえた、または助産したなどの理由で同市人民委員会から賞状を贈られた。
同市交通運輸局によると、同市のタクシー台数は現在1万0699台で、このほかウーバー(Uber)の車両として4700台が活動している。2015年のタクシー利用者数はおよそ2億4000万人で、同市の公共交通機関全体の40%を占めている。