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今年の7月1日から全国で、バイク免許の技能試験が自動採点方式に変更される。現在は運転免許試験センターの試験官が採点している。
ホーチミン市のクチ運転免許試験センター所長でティエンボ自動車学校副校長のグエン・アイン・ズン氏は、各施設に二輪車免許証のA1(排気量175cc未満)とA2(同175cc以上)用の自動採点設備を設置したばかりだ。ズン氏によると、試験官が採点する現在の方式では合格率が80~85%だが、自動採点方式だと50%程度に下がる可能性があるという。
自動採点は、試験コースの地面と試験用バイクに電子装置が取り付けられ、コースをはずれると警告音が鳴って、受験者自身やその場の全員に知らせる仕組みだ。試験が終了すると、装置が採点結果をスピーカーで通知する。80点以上が合格だ。見た目にはこれまでの試験と変わらないが、試験官に裁量の余地はない。
専門家らは、8の字走行で失敗する人が多く、試験前によく練習する必要があると指摘する。運転免許試験センターでは、1時間3万VND(約158円)で試験用バイクを貸し出して、練習に供する予定だ。