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ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)傘下の携帯通信大手ビナフォン(Vinaphone)は18日、ホーチミン市及びメコンデルタ地方キエンザン省フーコック島で第4世代移動通信システム(4G)サービスの提供を試験的に開始した。
具体的には、ホーチミン市の2か所(◇1区コンサーパリス(Cong Xa Paris)通り2番地、◇1区グエンズー(Nguyen Du)通り80B番地)、フーコック島の3か所(◇FPTショップ:ズオンドン町グエンチュンチュック(Nguyen Trung Truc)通り331番地、◇フーコック通信センター:ズオンドン町チャンフンダオ(Tran Hung Dao)通り2番地、◇ビンパール・サファリ・フーコック:ガインザウ村)で、4G体験プログラムを実施する。
4Gサービスを利用するにあたり、携帯電話の番号を変える必要はないが、SIMカードを切り替えなければならない。4G体験プログラムを実施する5か所では、無料でSIMカードの切り替えを受け付けている。同社が提供する4Gのスピードは200Mbps/sで、3Gのスピードを遥かに上回っている。
なお、これに先立ち、国防省傘下のベトナム軍隊通信グループ(Viettel Group=ベトテル)は2015年12月、東南部地方バリア・ブンタウ省でベトナムで初めて4Gサービスの提供を試験的に開始している。