(C)Zing,Minh Tri、インドネシアの500ルピア紙幣 写真の拡大. |
2016年のテト(旧正月)までまだ2か月ほどあるが、お年玉用の外国紙幣の販売は既に始まっている。来年の干支「申(さる)」にちなんで、サルの図柄が入ったインドネシアやコスタリカの紙幣が人気のようだ。
インドネシアの500IDR(ルピア)(約809VND(約4.47円)に相当)紙幣やコスタリカの5000CRC(コロン)(約21万1000VND(約1170円)に相当)は、額面の数倍から数十倍の価格で売られている。
ホーチミン市ゴーバップ区でお年玉用の珍しい紙幣を扱うチャン・ミン・チーさんは「今の時期は卸売の取引が多い。陽暦の正月が明けてからテトの2週間前頃までが最も忙しくなる」と話す。チーさんの店では、インドネシアの500IDR紙幣が最も良く売れている。当初は額面の60倍の値が付いたが、今は30倍まで下がったという。
一方、米財務省がアジア向けに販売している2USD(約246円)紙幣の1シート(8枚)の販売価格は40万~45万VND(約2210~2490円)。金色のサルの図柄が入った2USD紙幣シートはこれよりも高い45万~50万VND(約2490~2760円)で販売されている。