(C) tuoitre, 事件現場 写真の拡大. |
11月30日午前1時ごろ、ホーチミン市11区5街区ラックロンクアン(Lac Long Quan)通りのフービン(Phu Binh)教会の裏手で、バイクの後ろに乗っていた女性がひったくり被害に遭い転倒、頭を強く打って外傷性脳損傷により死亡する事故が起きた。
死亡したのは、同市在住のルー・ヌーさん(女性・57歳)。ヌーさんは弟夫婦と3人でバイクに乗り、かばんを手に持って後ろに座っていた。同教会付近を走行していたところ、バイクに乗った男2人組にかばんをひったくられた。
ヌーさんはかばんを放さず強く引いたため奪い返すことができたが、3人が乗ったバイクは路面に倒れ、引ったくり犯2人はそのまま現場から逃走した。弟夫婦は軽傷を負っただけだったが、ヌーさんは頭を強く打って気を失い、チョーライ病院に救急搬送された。しかし、集中治療の甲斐なく同日12時ごろに死亡が確認された。
11区とタンフー区の境にあたる現場周辺は、路地が網目状に密集し治安が悪く、強盗やひったくり事件が多発している。警察は現在、引ったくり犯2人の行方を追っている。