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ハノイ市バーディン区の世界文化遺産タンロン城王宮跡(タンロン遺跡)で24日、ふくしま・ベトナム友好協会から同市文化スポーツ局へ桜の木161本が寄贈された。これは、同協会の設立25周年を記念する「ふくしま・ベトナム友好さくら植樹祭」として行われたもの。
寄贈式典の後、161本のうち5本がタンロン遺跡の敷地内に植えられた。残りの桜の木は、ドンアイン郡のコーロア城遺跡やナムトゥーリエム区のハノイ博物館、バックトゥーリエム区のホアビン公園など市内各地の文化施設に植える計画だという。
日本を代表する桜の木を市内に植えることで、日本の文化や日本人に対する市民の理解を深め、ハノイ市と福島県の協力・友好関係を促進するものと期待されている。