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ホーチミン市1区にあるサイゴン動植物園で9日、7月に生まれた3頭のホワイトタイガーの赤ちゃんの生後1か月を祝う誕生日パーティーが盛大に開かれた。
当日は、希少なホワイトタイガーの赤ちゃんを一目見ようと朝早くから多くの人々が同動植物園を訪れた。赤ちゃんはまだ小さいため、公開されたのは3頭のうち1頭のみだったが、訪れた人々は写真撮影に興じた。また、3頭の姿を模したケーキも用意された。
同動植物園の管理者によると、赤ちゃんの両親もホワイトタイガーで、この2頭は2010年9月にカナダから輸入された。野生動物分野の専門家が5年にわたり努力を重ねた結果、ようやく新たな3頭の誕生が実現したという。
なお、ホワイトタイガーはベンガルトラの白変種。現在は全世界で250頭余り、日本国内では30頭ほどしかいない希少種となっている。