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フェイスブック(Facebook)がこのほど発表したベトナムにおけるフェイスブック利用習慣に関する最新の統計データによると、ベトナムのユーザー数は3000万人で、平均利用時間は1日2.5時間だという。
職場の中でも特に管理のルーズな公的機関・組織では、職員が勤務時間中に個人的な目的でフェイスブックを利用しているケースも多い。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は情報収集などにおいて利便性が高いが、勤務時間中の利用は労働生産性に関わるとして問題視されている。
これについて中央経済研究管理研究所(CIEM)のレ・ダン・ゾアイン博士は、「もし勤務時間中にフェイスブックを利用すれば、労働生産性は低下するはず。この問題を解決するために、公務員の勤務時間中のフェイスブック利用を禁止する規定を設ける必要がある」とコメントした。
こうした中、ウイルスセキュリティ国内大手のBKAVは他に先駆けて、フェイスブックを含むSNSの勤務時間中の利用を禁止すると決定した。対策として、SNSへのアクセスができないようファイアウォールを構築するという。