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ホーチミン市美術博物館(97A Pho Duc Chinh St., Dist.1, Ho Chi Minh)で6月28日まで、企画展「フランス極東学院の写真に見るベトナムの多様性」が開催されている。
これは、2014年3月から6月までフランスのチェルヌスキ博物館で開催された「実在のベトナム展」及び、2014年12月から2015年3月までハノイ市のベトナム国家歴史博物館で開催された「ベトナムの視点―フランス極東学院の資料に見る20世紀初頭のベトナム展」に続く企画展第3弾。
フランス極東学院(EFEO)は、フランス植民地時代にベトナムの歴史学や考古学の調査・研究の基礎を築いた公共研究機関。今回の企画展では、EFEOが保管する約20万点の資料の中から、20世紀初頭におけるフランス統治下のベトナムを写した写真及び映像150点を展示する。宮廷の儀式や人々の暮らし、考古学などに関するそれぞれの写真からは、当時のベトナムの文化の多様性がうかがえる。