(C)Tuoi tre,Thuan Thang 写真の拡大. |
ホーチミン市では騒音に悩まされている人が多い。12区タンフントゥアン街区のアンスオン集合住宅の近くで最近、貝専門食堂が開店した。歩道にテーブルを並べた食堂は、夕方5時半頃から混雑し始め、大きな話し声や乾杯する声が午後11時過ぎまで続く。けんかの怒鳴り声や行商人が流す音楽も気になる。集合住宅で暮らすTさんは、いつも落ち着かない夜を過ごしている。
ビンチャイン郡ビンロックアー村に住むT.Tさんは、役所のスピーカーによる放送がうるさいと感じている。早朝の5時20分から、村、郡、市のニュースが延々と続く。T.Tさんは、ニュースは新聞、テレビ、携帯電話などで入手できるため、スピーカー放送は役所のお知らせだけに使って欲しいと提案しているが、まだ解決していない。
12区資源環境課のダン・ハイ・ビン副課長によると、騒音に関する国の基準が定められており、違反者は環境保護分野の行政処罰に関する政令第179号/2013/ND-CPで罰則を科されることになっている。
しかし実際には、環境当局が騒音を実地計測した日はたまたま普段より騒音が小さいという場合もあり、取り締まりは困難だという。