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21日午前5時30分ごろ、東南部ビンズオン省ジーアン町ビンタン街区の国道1A号線で、「タイガービール」約600ケースを載せたトラックが中央分離帯に衝突し、荷台から約8tのビールが道路に散乱する事故が起きた。
トラックは同街区をホーチミン市から南中部沿岸地方ビントゥアン省に向かって走行中、前輪両方が突然パンクし、バランスを失って中央分離帯に衝突した。この衝撃で荷台の片側が破損し、合わせて約8tの缶ビールと瓶ビールが道路に散乱した。
交通警察や周辺住民らは、散乱したビールを集めたり、割れた瓶の破片を片付けたりして交通の復旧に尽力した。この事故により、国道1A号線のホーチミン市~東南部ドンナイ省間は約3時間にわたり大渋滞となった。
なお、2013年12月にもドンナイ省で同様の事故が発生したが、この事故では周辺住民や通行人らによるビールの略奪行為が発生した。このニュースは海外のメディアでも取り上げられ、モラルの低さが指摘された。更に2014年6月にも、北中部ハティン省でトラック横転によりビールが散乱する事故が発生している。