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地場大手鉄鋼メーカーのポミナ鉄鋼(Pomina Steel)が東南部バリア・ブンタウ省タンタイン郡第1フーミー工業団地の自社工場で管理していた放射線源を紛失した事件で、同省科学技術局は7日午前までに、住民から2件の関連情報を得た。
同省タンタイン郡のゴミ処理場の従業員は数か月前、作業中に放射線源と似た重さ約7kgの装置を目撃したという。今回紛失した放射線源とは重さが異なることから信憑性は低いが、科学技術局は目撃された装置の特定に努めている。
また、放射線源の密売ルートを発見したという別の情報も入っており、同省警察は、情報の真偽を明らかにすべく調べを進めている。
なお、現在、捜索対象地域を東南部ドンナイ省や同ビンズオン省、ホーチミン市のスクラップ回収所に拡大し、引き続き紛失した放射線源の捜索が行われている。