(C) tuoitre 写真の拡大. |
北中部ハティン省キーアイン郡ブンアン経済区で台湾フォルモサグループが展開する製鉄複合地区案件の一部、ソンズオン深港建設工事現場で25日20時ごろ、足場が崩落する事故が発生した。この事故により、ベトナム人作業員15人が死亡、数十人が負傷した。
事故発生直前、作業員約50人が足場の上で、防波堤に使うコンクリート柱の設置作業を行っていたところ、高さ30m、幅50m、面積約1000m2の巨大な足場が崩落し、多くの作業員が重さ約1000tの鉄筋の下敷きとなった。
500人規模の救助隊が徹夜で救助活動にあたり、26日午前7時30分時点で14人の死亡と29人の負傷が確認され、午前10時15分には更に1人の死亡が確認された。事故現場では現在も救出作業が続いており、死亡者数は今後更に増加するものと見られている。