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国家交通安全委員会は、4月10日よりバイクに同乗する児童にヘルメットを装着させていない運転者に対する罰則を強化することを明らかにした。
同委員会の計画によると、当局は4月6日から9日までは各学校で児童のヘルメット着用義務について注意喚起をする。10日以降は、学校周辺を中心に取締りを徹底するという。
6歳以上のバイク同乗者に対するヘルメットの着用義務については、鉄道及び道路交通に関する罰則規定を定めた議定171/2013/ND-CPに明記されているが、児童がヘルメットを装着していない状況は依然として改善されていない。規定によると、ヘルメットの非装着に対する罰金は10万~20万VND(約560~1100円)となっている。
なお、同委員会のクアット・ベト・フン副会長によると、交通事故で死亡する児童は毎年約1900人にも上り、このうち約半数がヘルメットを装着しておらず、頭を強く打つなどの原因で死亡しているという。