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3年の建設期間を経て、ベトナム航空管制総公社(VATM)は13日、ハノイ市ロンビエン区で航空交通管理センター(ATCCハノイ)を竣工した。竣工式にはディン・ラ・タン交通運輸相をはじめとする高官らも出席した。
竣工式でタン交通運輸相は、「最新式の機械設備を導入したこの施設の事業開始により、航空交通管理を効率化し、フライトの遅延やキャンセルなどを削減できるものと期待している」と述べた。
同センターに導入されている航空交通管理システムは、人工衛星(GPS)をベースに航空機の位置通報や管制を高精度に行うことができる装置「ADS-Bシステム(Automatic Dependent Surveillance - Broadcast)」をはじめ、国内で最も先進的なものが揃っている。
なお、同センターの投資総額は7500億VND(約41億2000万円)で、VATMの自己資本から拠出された。