(C) vnexpress 「Kurixalus Motokawai sp. nov.」のオス 写真の拡大. |
日本人動物学者がこのほど、南中部高原地方コントゥム省で新種のカエルを発見した。
発見したのは、京都大学の本川雅治博士。新種のカエルの学名は発見者の本川博士にちなんで「Kurixalus Motokawai sp. nov.」と命名された。「Kurixalus Motokawai sp. nov.」のオスの平均サイズは23.2~28.4mmで、円盤状の吸盤が付いた手足を持っている点が特徴だ。
今回の発見により、2014年の1年間に南中部高原地方で発見された新種のカエルは2種となった。なお、現在ベトナムに生息するカエルの種類は73種に上り、世界における全種類の20%を占めている。