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ホーチミン市のビール好きの間で最近、キンキンに冷えたフローズンビールを飲むのが流行っている。同市1区のナムキーコイギア通りにあるビールバーやタンビン区の飲み屋では、既に人気メニューとなっているという。
フローズンビールは、瓶ビールを専用の冷凍庫に入れて凍らせ、瓶の外側を霜で覆われた状態にしたもの。見た目は凍って見えるが、内側は液体のままで、泡がシャーベット状になっている。サイゴンのビール愛好家の間では、「氷なしでもキンキンに冷えたビールを味わうことが出来る」と概ね好評のようだ。
店のオーナーによると、フローズンビールを作るには約12時間かけて凍らせる必要があるが、その他は通常のビールと変わらないため、価格は通常のビールと同じ3万VND~5万VND(約167円~278円)で提供しているという。
また、フローズンビールを作る過程では、ビール瓶に貼られたラベルが破れないようにしたり、中身が凍らず、ちょうどよい霜がつく最適な温度と時間を探したりと、色々工夫しているそうだ。