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東南部ドンナイ省タンフー郡タンフー町にあるドアンケット高校の教師寮で20日午前、「教師の日」のプレゼントに見せかけた小包が爆発し、高校教師の女性1人が死亡する事件が発生した。
死亡したのは、同高校の教師、ファム・ティ・ランさん(女性・54歳)。同高校の教師寮に住むランさんは、何者かが寮棟の前に置いた小包を「教師の日」のプレゼントだと思いその場で開けたところ、突然その小包が爆発した。ランさんは即死だった。
事件発生直後の同寮の住人らの話によると、住人数人が事件発生前の寮内でプレゼントを手にした1人の男の姿を目撃しており、その男はよく見知った顔だったという。
翌22日、同省警察は同郡に住むグエン・タイン・タイン容疑者(男・21歳)を緊急逮捕したと発表。タイン容疑者は同高校の学生B.N.Yさん(女性)と交際していたが、Yさんが同高校の教師H.C.Vさん(男性)と関係を持ったため、Vさんに復讐をしようと自作の爆弾を仕掛けた小包をVさんが住む寮棟の前に置いたと供述している。死亡したランさんはVさんの隣人だった。