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グエン・コン・タン元副首相が1日、ハノイ市の108軍隊中央病院で死去した。79歳だった。
タン元副首相は1935年、紅河デルタ地方タイビン省タイトゥイ郡タイソン村生まれ。農業大学を卒業して農業分野の業務に就き、ベトナム戦争中には農業研究所講師や地方政府の農業担当などを歴任。
その後、1977年より農業省次官、1983年よりハノイ市共産党委員会常任委員、1986年より同市人民委員会副主席並びに同市共産党委員会副書記を務めた。1987年に農業食品工業相、そして1995年に農業食品工業省・林業省・灌漑省の3省を統合した農業農村開発省初代大臣となった。
1997年から2002年まで副首相を務め、農業、地方開発、森林の3分野を担当した。農業省次官時代から経済の自由化を支持し農業改革を指揮。晩年に至るまで農業分野の発展に尽力し、大きく寄与した。また、2007年にはハノイ市ハドン区にタインタイ大学を設立した。