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北中部トゥアティエン・フエ省フエ市フーホア地区チャンフンダオ通り191番地にある家屋の地下から、故グエン・チ・タイン将軍が潜んでいた地下壕跡が発見された。現在、関連当局が同地下壕の起源について調査を行っている。
この地下壕跡は、全長5m、幅1.5m、高さ1.2mで、家屋の修理を行っていたマイ・バン・フエさん(男性・60歳)によって発見された。フランス植民地政府がトゥアティエン・フエ省を侵攻していた1946年12月ごろに造られたものと見られている。
1945年~1946年の中部ベトミン宣伝部隊のメンバーであったマイ・ガンさん(男性・85歳)によると、家主はフエさんの祖父であるホ・ジエンさんで、ジエンさんは愛国心の強い大資産家として、故グエン・チ・タイン将軍を始め、他の革命家がフランス側に見つかることのないよう、この地下壕を造ったという。この地下壕はタイン将軍の会合、幹部訓練の場所としても使用されていた。
なお、故グエン・チ・タイン将軍は共産党政治局員、ベトナム人民軍政治総局長として、ベトナム民族の革命事業に全生涯を捧げ、全力を尽くした人物として知られている。