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ホーチミン市第2小児病院のチュオン・クアン・ディン副院長は5日、前日の4日に実施した母親から1歳児への生体肝移植手術が成功し、母子共に状態が安定していると明らかにした。
ファン・グエン・ミン・ハンちゃん(1歳)は先天性胆道閉鎖症により、生後3カ月半で手術を受けた。その後医師らから、肝硬変の最終段階にあり生体肝移植をしなければ長くは生きられないと宣告を受けた。
検査の結果、母親のグエン・ホン・ハイさん(29歳)の肝臓が移植に適していることが判明。長い準備期間を経て4日朝から50人以上のスタッフによって、生体肝移植手術が行われた。当初手術時間は12時間が予定されていたが、実際には15時間に及んだ。また、手術後の超音波検査でハンちゃんの肝臓に動脈血栓が見つかったため、直ちに再手術が行われた。
第2小児病院がこれまでに実施した生体肝移植手術としては、ハンちゃんは最年少、最軽量で、手術時間も最長だった。4日はハンちゃんの初めての誕生日で、母親から肝臓のプレゼントを受けた形となった。