(C) nguoilaodong 写真の拡大. |
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6日午後17時ごろ、東南部ビンズオン省で豪雨により道路が冠水し、子供2人が下水溝の激流に飲み込まれて1人が死亡するという悲惨な事故が発生した。
死亡したのは同省タンウエン町タンヒエップ地区在住のレー・バン・マイン君(7歳)。同省トゥアンアン町トゥアンザオ地区在住のラー・バン・ティー君(9歳)は未だ行方不明となっている。2人とも自宅近くで下水溝に落下しそのまま流された。
目撃者によると、ティー君は豪雨の中、冠水した近所の道端で遊んでいたところ、水圧で蓋が外れたマンホールに落下したという。一方、放課後で帰宅途中だったマイン君はスクールバスから降りたところで激流に飲み込まれ、同じく蓋のなかった道端の下水溝に流された。事故発生当時、道路の水面は大人の膝あたりまであったという。
その後、同省消防局のダイバーが2人の救難活動に当たり、同日午後19時、マイン君の遺体が現場から20m離れた下水道内の一角で発見された。しかしティー君の行方は未だ確認されておらず、引き続き救難活動が行われている。
なお、6日午後、東南部全域で約2時間にわたる豪雨が発生し、雨量122mmを観測。ホーチミン市を含め広域が冠水した。