経済連携協定(EPA)に基づき、日本がベトナムから受け入れた看護師・介護福祉士候補生138人が8月15日から受け入れ先の病院・介護施設での就労を開始する。
同候補生138人(看護師候補生21人、介護福祉士候補生117人)は6月6日に来日し、約2か月半にわたる千葉県千葉市の施設での日本語研修や看護・介護の導入研修を修了。14日に研修閉講式が行われる。また今後は、施設での就労と研修を通じて、看護師・介護福祉士の国家試験合格を目指していく。
なお、EPAに基づく受け入れは、2国間の経済活動の連携を強化すべく、外国人の就労が認められていない分野において特例的に行うもの。日本は2008年度よりインドネシアから、2009年度よりフィリピンから、外国人看護師・介護福祉士候補生の受け入れを行っている。ベトナムを含む累計受け入れ人数は、2377人となった。