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アムステルダム発クアラルンプール行きのマレーシア航空17便(MH17)が17日、ウクライナ東部で正体不明のミサイルにより撃墜され、乗員・乗客 298人が死亡した事件で、同事件の犠牲者にベトナム人の親子3人が含まれていたことがマレーシア当局の発表で明らかになった。
犠牲者はハノイ市出身、オランダのアムステルダム在住のグエン・ゴック・ミンさん(女性・37歳)とミンさんの娘(17歳)と息子(13歳)の3人。3人ともオランダ国籍を持ち、ベトナムに住む家族と会うためマレーシアのクアラルンプール空港で別の航空機に乗り換え、ハノイ市に向かう予定だった。遺族によると、ミンさんの夫も2013年に船舶事故で死亡したという。
これについてベトナムのレ・ホアイ・チュン国連大使は、国際連合安全保障理事会の緊急会合で犠牲者遺族に哀悼の意を示すと共に、事件の真相を明らかにすべく、公正かつ透明な捜査を早急に進めるよう関係当局に要請した。