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韓国は、ベトナム・韓国科学技術研究所(VKIST)建設案件向けに総額3500万ドル(約35億7000万円)の無償資金協力を供与する。韓国による供与額は、同案件(第1期)の投資額の半分に相当する。
同案件は、ハノイ市ホアラックハイテクパークにある面積20ヘクタールの敷地に、韓国科学技術研究院(KIST)の施設と同様の国際基準に準拠した総合研究所を建設するもの。第1期の投資額は7000万ドル(約71億4000万円)、施工期間は2014年から2017年の4年間。
これに先立ち、グエン・タン・ズン首相は2012年に韓国を公式訪問した際、ベトナム・韓国科学技術研究所(VKIST)の設立に向けた支援を韓国政府に要請していた。
なお、KISTは、生産技術分野で発生する諸問題の解決策を研究するため、1966年にソウルで設立された。同研究所は、70~80年代における韓国の科学技術の発展および工業化に重要な役割を果たしてきた。