(C) cefef, 高速バス停留所(完成イメージ) 写真の拡大 |
ハノイ市交通運輸局と同市交通発展投資プロジェクト管理委員会はこのほど、バス高速輸送システム(BRT)運行路線の停留所として、全国初となる国際基準の高速バス停留所の建設計画を明らかにした。
同停留所は、ハノイ市ホアンミンザム通りとレバンルオン通りの交差点にある中央分離帯上に建設予定。面積は129平方メートルで、国際的な高速バス停留所の基準に準拠しつつ、ハノイの交通事情にも対応できるよう設計される。
また同停留所では、バスの乗降時に車椅子使用者や視覚障害者などが安全に利用できるよう配慮がなされるほか、強化ガラス張りの待合室、券売機および自動改札機、バスが停車した際にのみ開く自動扉などが設置される。こうした設備により、乗降の際の時間が大幅に短縮されることが期待されている。
なお、ハノイ市では、BRTの早期展開を目指しており、2013年第1四半期より「ハノイBRT高速バス案件」が順次着工している。