24日午前8時半ごろ、西北部ライチャウ省タムドゥオン郡ソンビン村にある吊り橋のロープが切れ、橋を渡っていた葬列の人々が次々と落下する事故が発生した。現在までに死者8人、負傷者36人が確認されている。
この橋は全長54メートル、重量制限1.5t。1年前に建設されたばかりのため、事故原因は老朽化ではなく、棺を運ぶ葬列の人々が同時に吊り橋を進んだことによる重量超過と見られている。橋の高さは約9メートルで、葬列の大半が棺もろとも川や岩場に落下した。
この知らせを受けたディン・ラ・タン交通運輸相は同日晩、負傷者が運ばれたライチャウ総合病院を訪れ、被害者らを慰問した。なお、政府は25日、ハノイ市のバックマイ病院とベトドク病院の医療チームをヘリコプターでライチャウ病院へ向かわせた。