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西北部ラオカイ省ではこの数日、気温が0~5度まで低下しており、山肌が雪に覆われている。同省サパ郡では、この寒波により、16日までに水牛59頭と牛3頭の計62頭が凍死するなど家畜への被害が拡大している。
国道4D号線には、少しでも損失を補填するため、路上で凍死した水牛を解体し、その肉を販売する業者も現れた。なお、同省では昨年末、積雪50センチの大雪が降り、農作物や家畜に甚大な被害が出た。この時の損害額は約350億ドン(約1億6900億円)で、このうち最も被害が大きかったサパ郡では、家畜130頭以上が凍死、農地80ヘクタールが被害を受け、190億ドン(約9200万円)の損害が出た.
気象台の予報によると、北部での寒さはしばらく続き、山岳部では10度を下回る日が続くとしている。