ホーチミン市人民委員会はこのほど、バイクの道路補修基金の設立を決定した。それによると、同基金は同市人民委員会の直轄機関となり、同市1区ベンゲー地区リートゥチョン通り63番地に事務所が置かれる。
バイクに対する道路補修費の徴収案は、昨年2月に同市交通運輸局が人民委員会に提案していたが、人民委員会は、更なる準備が必要との判断から、昨年中の人民評議会への徴収案提出を見送った。
なお、交通運輸局は昨年2月に提案した時点で、バイクに対する年間の道路補修費徴収額を排気量100cc以下のバイクで6万ドン(約290円)、排気量101cc以上のバイクで15万ドン(約730円)に設定していた。
因みにハノイ市では、ホーチミン市に先立ち、昨年8月からバイクに対する道路補修費の徴収が始まっている。ハノイ市で適用されている年間の道路補修費は、排気量100cc以下のバイクが5万ドン(約240円)、排気量101cc以上のバイクが10万ドン(約490円)となっており、財政省が規定した範囲の最も低い水準を適用している。