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農業農村開発省は、遺伝子組み換え(GM)トウモロコシのモデル栽培を◇西北部ソンラ省、◇紅河デルタ地方ビンフック省、◇紅河デルタ地方フンイエン省、◇南中部高原地方ダクラク省、◇東南部バリア・ブンタウ省、◇メコンデルタ地方ドンタップ省の6省で実施する予定だ。
モデル栽培は、バイオ技術の成果を農民らに紹介して、情報提供や技術移転を図ることを目的としており、1種類当たり1.5~2ヘクタールの規模で栽培する計画。
農業農村開発省は2011年に◇シンジェンタ(Syngenta)ベトナム、◇デカルド(Dekald)ベトナム、◇パイオニア・ハイブレッド(PIONEER HI-BRED)ベトナムの3社にGMトウモロコシの試験栽培を許可。試験栽培は2013年末で終了し、その結果について現在資源環境省がバイオ安全性の審査を行っている。安全性証明書が発給された後にモデル栽培に取り組む段取りだ。
「2020年までの農業農村開発分野におけるバイオテクノロジー開発・導入重点計画」によると、2014年までにトウモロコシ、綿花、大豆のGM種の大規模な作付を実施する予定になっている。