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紅河デルタ地方タイビン省の会社社長が自分で製造した小型潜水艦「チュオンサ1号」がこのほど、水槽の中での潜水・浮上実験に成功した。グエン・クオック・ホア社長は、外部での潜水実験に意欲をみせている。
水槽は縦10メートル、横3.7メートル、深さ4.5メートルのコンクリート製。ホア氏によると、今月6日から1週間ほど実験を繰り返して様々な技術上の問題を修正できたという。同業者らを招いて行った23日の潜水実験でも良好な結果を得られた。
ホア氏は「非大気依存推進(AIP)システムが順調に作動したことは、実験が成功したことを意味する」と述べた。AIPは、外気を取り込まなくてもエンジンを駆動できるのが特長。ホア氏は、旧正月(テト)の休みを将来行う海洋潜水実験の準備に充てるつもりだ。
小型潜水艦は全長9メートル、高さ3メートルで、AIPディーゼルエンジンを搭載している。水中速度は時速20ノット(時速40キロ)、最大潜航深度50メートル、最大潜航時間15時間、水中航続距離800キロ。