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国家交通安全委員会と交通警察局はこのほど、来年のテト(旧正月)から、飲酒運転に対するアルコール検査で、新しい検査方法を導入する計画を発表した。この検査方法を導入すれば、これまで約10分掛かっていた検査時間が30秒に短縮されるという。
この新しい検査方法は現在、東北部クアンニン省で試験的に実施されている。新しい検査方法としているが、使用するアルコール検知器は従来のものと同じで、効率化を目指して検査の手順のみを変更している。
これまで運転手はアルコール検査を受ける際、車を降りなければならなかったが、新しい検査方法では、車を降りることなく、運転席に座ったまま検査を受けられる。検査自体に掛かる時間は数十秒のため、より効率的な方法と言える。
クアンニン省で試験的に実施した20日間で、検査した3500件中170件の飲酒運転が発覚した。交通当局は今後、この検査方法を全国的に導入する予定。導入後は、全国で飲酒検問を実施し、検問所1か所当たり10人の警察官を配置し、それぞれにアルコール検知器を所持させる方針。