(C)Nguoiduatin, 「チュオンサ1号」とグエン・クオック・ホア社長 写真の拡大 |
最近、小型潜水艇を自主制作した男性が話題になっている。この男性は、紅河デルタ地方タイビン省にあるクオックホア機器有限会社のグエン・クオック・ホア社長で、小型潜水艇「チュオンサ1号」の製作者。ベトナムで個人が潜水艇を建造したのは同氏が初めて。26日付グオイドゥアティンが報じた。
小型潜水艇のボディーは、厚さ15ミリの特殊な鉄鋼で製造された。全長8.8メートル、全幅2.8メートル、水中排水量12t。水中速度は時速20ノット(時速40キロ)、最大潜航深度50メートル、最大潜航時間15時間、水中航続距離800キロ。
ホア社長は、建造した小型潜水艇を「チュオンサ1号」と命名。ベトナムは現在、中国との間で南シナ海の領有権を争っており、同海域に浮かび、ベトナムが領有権を主張しているチュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)に因んで名付けたという。