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メコンデルタ地方カントー市のある高校の生徒約100人が、校則に反するタイトなズボンを着用していたとして、学校側から帰宅して着替えてから登校するよう指導された。これについて、ネット上では様々な意見が飛び交っている。ザンチー紙(電子版)が報じた。
同校の校長は、「当校の制服はスラックスを採用しているが、多くの生徒が制服を改造して登校している。あのようなタイトなタイプのズボンでは、座ったとき下着が見えてしまうため、教育上よろしくない」とコメントしている。なお、下校させられた生徒のうち半数は、帰宅後そのまま学校を休んだという。
ネット上では、保護者や教育関係者の立場と生徒側の立場とで意見が分かれている。保護者らは、風紀を守るためにも学校側の処分は妥当なもの、と支持する声が多い。一方で、生徒からは「田舎くさい制服を着崩して、ちょっとしたお洒落を楽しむことのどこがいけないの?」、「生徒の表現の自由を奪わないで欲しい」などと、学校側の処分に対する不満の声が噴出した。