(C)NLD, ハロン湾 |
東北部クアンニン省人民委員会は19日、水産物輸出を行うクアンニン株式会社が未処理の廃水を世界遺産のハロン湾に流していたとして、環境保護違反で1億3000万ドン(約61万6000円)の罰金を科したと発表した。19日付グオイラオドン紙(電子版)が報じた。
同省環境犯罪防止警察局によると、クアンニン社がハロン湾に流していた廃水は、水質に影響を与えないとされている基準をはるかに超えており、生物化学的酸素消費量(BOD5)が許容量の約3.3倍、大腸菌郡数が3.6倍、塩素系有機化合物(COC)が約5.7倍となっていた。
なお、同省人民委員会は、廃水処理に関する法律・規定を遵守するよう、クアンニン社に命じた。