軍事技術学院のファム・マイン・タオ博士と国防省傘下ベトガー熱帯センターのドアン・アイン・トゥ博士はこのほど、国内で初めて熱電池を生産することに成功した。ベトナムプラスが報じた。
この熱電池は現在、国防工業総局で利用されている。タオ博士によると、粒状のカルシウムを加熱して溶かし、プレート状の金属カルシウムを形成することに成功した。
この技術は、ロケットやミサイル向けの燃料電池に応用出来るものだという。両博士は更なる改善を進め、熱電池の原価を引き下げ、持続時間を長くすることにも成功した。
国内で熱電池の生産が可能となったことにより、ベトナムの軍事・航空宇宙分野の更なる発展が期待されている。