(C)Dat Viet, 負傷者を搬送する交通警察 写真の拡大 |
交通運輸省と保健省は、交通事故による死亡者数削減のための協力プログラムを実施する。2省が連携することで、事故発生から救急対応までを迅速に行い、救命率アップを狙う。4日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
このプログラムでは、両省が協力して交通警察や交通監視員、赤十字職員などに対し応急処置に関する知識の普及を行い、高速道路や幹線道路での応急処置能力の向上を図る。これにより、交通事故の被害者に対して迅速に応急処置が実施され、交通事故による死亡者数の削減に繋がることが期待されている。
なお、国家交通安全委員会によると、2013年年初5か月における全国で発生した交通事故件数は、前年同期比▲14.8%減の1万2052件。うち、負傷者数は1万2171人で同▲20.0%減だったが、死亡者数は同+0.68%増加した。