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ベトナムでは、一部の特例を除いて花火や爆竹などの製造・販売・運搬・貯蔵・利用が全面的に禁止されているが、来年の旧正月(テト)からは国民に対し、手持ち花火の利用が許可される可能性があるという。22日付ハノイモイ紙(電子版)が報じた。
国防省産業局傘下のZ121工場はこのほど、同工場が生産する手持ち花火を発表した。工場長を務めるグエン・カック・ホイ大佐は、「当工場は国内の各イベントで使用される花火及び火薬類を独占的に製造してきた。新製品となる手持ち花火には日本の技術を導入しており、現在約10種類を試験的に生産している」とコメントした。
公安省傘下社会秩序管理局のチャン・バン・ベー副局長は、「Z121工場が生産する手持ち花火は安全で、手で触れても火傷しない。来年のテトまでに国民が同商品を利用できるよう、法改正を進めている」と述べた。
※最終更新:2013年5月28日09:30JST